井の頭池・弁財天が出てくる書物など
井の頭公園の歴史(41)歌川広重は浮世絵で井の頭弁財天をたびたび描いています。
- 『名所雪月花』の「井の頭の池 弁財天の社雪の景」(1840(天保10)年~1847(弘化4)年)
- 『名所江戸百景』の秋の部88景「井の頭の池弁天の社」(1856(安政3)年)
神田上水の水源であることや弁天信仰などが相まって、江戸の庶民が日帰りで訪れる郊外の名所になっていました。浮世絵以外の書物にも井の頭池や弁財天が紹介されています。
- 古川古松軒『四神地名録』(1794(文久元)年)
- 十方庵敬順『遊歴雑記』(1814(文化11)年)
- 村尾嘉陵『嘉陵紀行』(1816(文化13)年)
- 大田南畝『遊井頭源記』
- 植田孟縉『武蔵名勝図会』(1823(文政5)年)
- 『新編武蔵風土記』(1828(文政11)年)
- 斎藤幸雄/幸孝/幸成『江戸名所図会』(1834(天保5)年~1836(天保7)年)
- 歌川広重『絵本江戸土産』(1850(嘉永3)年)
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