玉川上水原水補給

井の頭公園の歴史(35)

井の頭池の湧き水は神田上水として江戸時代から長い間利用されてきた。昭和に入っても水量は豊富で、多摩川が渇水のときは、井の頭池の水をポンプで玉川上水へ供給していた。

現在でも、お茶の水の前の池の左岸に取水口が二つ残っており、「松本訓導殉難碑」の近くの玉川上水左岸には吐き出し口が残っている。お茶の水前、池の左岸の林の中に一部低くなった場所があるが、この辺りにポンプ小屋があり、玉川上水まで導水していた。

東京都水道局の資料によれば、1926(昭和元)年から1963(昭和38)年に井の頭池が渇水するまで一部の年を除き淀橋浄水場に供給し続けていた。特に昭和6年には、淀橋浄水場から配水される水の約9%弱まで助水していた記録がある。

井の頭池の湧水が江戸時代から近代水道の時代まで江戸の人々、東京の人々に水源として役立ってきたかが分かります。1963(昭和38)年以降渇水してしまったのは誠に残念です。

多摩川が渇水のときは、井の頭池の水をポンプで玉川上水へ供給していました。
Posted by あか井の

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