家光御切付けの碑

井の頭公園の歴史(35)

井之頭弁財天の前に、徳川三代将軍家光が近くの辛夷の木に「井之頭」と小柄で切りつけたという伝承を記した石碑があります。これを寄進したのは、深川の水舩組合で明治26年と石碑の背面に記されています。既に近代水道建設が始まろうとしていた時です。この年、淀橋浄水場が起工されています。

明治31年には、近代水道が出来上がることが分っており、深川水船組合は、明治22年には「漉水社(こしみずしゃ)」という会社と合併して「江東濾水会社(こうとうろすいかいしゃ)」になっていました。誇りをもって水を売り歩いていた人たちが、「深川水舩組合」の名とともに、井の頭池が江戸の水道の源であったことを後世に伝えたいと願って、これを建てたのではないでしょうか?

徳川三代将軍御切り付けの碑
徳川三代将軍御切り付けの碑
Posted by あか井の

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