アジアゾウの「はな子」
井の頭公園の歴史(41)かつて、井の頭自然文化園一番の人気者と言えばゾウの「はな子」でした。
1949(昭和24)年9月、戦後の日本に平和の使者としてタイからやってきたアジアゾウ。「はな子」と命名され、1954(昭和29)年3月、上野動物園から自然文化園に移ってきました。以来、62年間、文化園で暮らし2016(平成28)年5月、国内最高齢の69歳で亡くなりました。
はな子が過ごしたゾウ舎はそのまま残っており、写真などが展示されています。皆に愛されたはな子、今でも命日の5月26日には、ゾウ舎の前に花を手向ける方の姿があります。
Posted by あか井の
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