井の頭池のかいぼり

井の頭公園の歴史(16)

井の頭恩賜公園では、井の頭池の生態系の回復と水質改善を目的として「かいぼり」を2013(平成25)年度、2015(平成27)年度、2017(平成29)年度の3回実施しました。

「かいぼり」とは、もともと農作業が終わる冬にため池から水を抜き、一定期間干して清掃、堤や水路の点検補修を行う作業を言います。井の頭恩賜公園の場合はこの他に池水を抜く時に外来の生き物を捕獲し駆除しました。

その結果ブラックバスやブルーギルなど大型の外来の魚がいなくなったため、モツゴやスジエビなどの在来の生き物が増え、さらにそれを食べるカイツブリなどの水鳥も増えました。

また池底を干したことが刺激になり、池底の泥に埋もれた種からイノカシラフラスコモやツツイトモといった絶滅危惧種を含むたくさんの水草が生えるようになり、かいぼり後の井の頭池は様々な生き物が暮らす池に変化しつつあります。

3回のかいぼり後もボランティア団体「かいぼり隊」を中心に外来種のアメリカザリガニ駆除や水辺の整備活動を行なっています。実は「あか井の」メンバーにもかいぼり隊員が3人もいて、井の頭池を守っているのですよ。かいぼり隊をみかけたら応援してください。

かいぼりで水を抜かれた井の頭池(弁天池)
かいぼりで水を抜かれた井の頭池(弁天池)
Posted by あか井の

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