御殿山遺跡

井の頭公園の歴史(35)

井の頭池の西側、吉祥寺通りに向かう坂道に、高さ50cm、幅100cmほどの石碑「御殿山遺跡の碑」があります。説明書きによると「一九六二年九月武蔵野市が市史編纂事業の一環として発掘したときに発見された」「直径五米の竪穴住居跡等があって多くの遺物も発見された」「この地域には今から約三、四千年以前の集落があったことが判明した。一九六四年四月 武蔵野市建立」とあり、井の頭公園内で縄文時代の竪穴式住居が発掘されたことを物語っています。

また、近くの「東京都指定史跡 井の頭池遺跡群」の説明書きによると「井の頭遺跡群は、井の頭池周辺の武蔵野市、三鷹市にまたがる大規模な遺跡群」「(宅地化と公園のため発掘が進まず遺跡の)全体像はよくわかっていません」とあり、今も、井の頭公園の下にはたくさんの遺跡が眠っている可能性があることがうかがえます。

御殿山は、今でも豊かな雑木林です。散歩がてら、縄文時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

御殿山遺跡の碑
御殿山遺跡の碑

「御殿山遺跡」の碑文
井の頭公園 御殿山遺跡
本遺跡は一九六二年九月武蔵野市が市史編さん事業の一環として発掘したときに 発見されたものである
直径 五米の竪穴住居跡等があって 多くの遺物も発見された
なお この附近に居跡の存在が推定されるから この地域には 今から約三、四千年以前の集落があったことが判明した
一九六四年四月 武蔵野市建立

Posted by あか井の

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