井の頭池のボート

井の頭公園の歴史(41)

井の頭池は、七井橋と狛江橋と中之島によって3つに分けられており、それぞれ「ボート池」「お茶の水池」「弁天池」と呼ばれています。

「ボート池」では、手漕ぎ・サイクル・スワンの3種類のボートを楽しむことができます。現在約100艘のボートがあり、休日や桜の季節には家族連れやカップルで賑わいます。

スワンボートの中には、1艘だけ凛々しい「男眉」のスワンがいるので探してみるのも楽しいかもしれませんね。(指名はできません)

井の頭池にボート場ができたのは1929(昭和4)年、当時は木製の手漕ぎボートのみでした。1936(昭和11)~1940(昭和15)年頃には、中之島と池尻をつなぐ電動の乗合遊覧船も運行されていたそうです。

「井の頭池で恋人とボートに乗ると別れる」という都市伝説も有名ですが、その理由は隣の「弁天池」に祀られている愛と芸術の女神「弁財天」が嫉妬するから・・といわれています。

2021年秋のボート池
2021年秋のボート池 少しずつ賑わいが戻ってきた
出番を待つスワンボート
出番を待つスワンボート 手前は唯一の男眉スワン
Posted by あか井の

一言コメント(0)


HN