井の頭恩賜公園 概要

井の頭公園の歴史(35)

都立井の頭恩賜公園は皇室御料地の下賜を受けて、1917(大正6)年5月1日に日本初の「郊外型公園」として開園しました。開園当時の井の頭池は明治時代に植えられた水源涵養用の杉林に囲まれており、現在の景観とは違い森閑とした風光明媚な場所でした。

井の頭池の湧水は古代から貴重な水源で、江戸時代から明治時代にかけては「神田上水」の水源として保護されてきました。井の頭弁財天は江戸時代から庶民の信仰対象として人気を集め、多くの文人が井の頭に来訪して絵画や書物等で発信したことによって、この地は早くから名所になりました。そのため家康伝説のある「お茶の水」をはじめとする歴史的な見所は今でも主に井の頭池周辺に多く残っています。

現在約43万㎡の公園は、池、池南側、三角広場、西園、三鷹の森ジブリ美術館などは三鷹市に、池北側、井の頭自然文化園、御殿山は武蔵野市に属します。

公園は武蔵野台地の東端に位置するため高低差があり、場所により植生が変わり、多種の植物や樹木を見ることが出来ます。また商業地域と住宅地に隣接する「都市型公園」になった今は生き物たちにとって貴重な生息地や移動の中継地となっています。

井の頭恩賜公園では水辺の再生や貴重な自然環境や景観を守るための活動を市民団体も参加して行っています。

井の頭恩賜公園 1917(大正6)年5月1日開園
井の頭恩賜公園 1917(大正6)年5月1日開園
Posted by あか井の

一言コメント(0)


HN